
今、世界の多くの旅行者は、既存のツアーによる団体の観光旅行ではなく、個人(FIT=Free Independent Traveler)の目的に応じたSIT(Special Interest Tour=目的別旅行)を楽しむ傾向にあります。下記は、2017年のUNWTO報告書による旅行目的と旅行先で費やす旅行目的に基づく旅行の価値連鎖を表す表です。
上記によると、旅行目的としては、
㋹文化
㋹エコ
㋹田舎
㋹アドベンチャー
㋹健康・ウェルネス・医療
㋹ビジネス・MICE
㋹グルメ
㋹マリーン(海辺)
㋹都市
㋹山岳
㋹学術
㋹スポーツ
などの旅行者個人の興味対象分野に合った旅行目的となります。
必然的にMICEに付随する観光要素も上記のようなトレンドを意識したうえで提案していくことが重要になります。各地域DMOの旅行マーケティング人材は、変化し続ける旅行トレンドを把握して、地域特有の魅力を最大限に活かした旅行商品を販売できる知識が必要です。
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